マイヤーズ blog

お金にまつわる情報や40代独身男の資産などについていろいろ発信していきます

50代二人以上世帯の平均貯金と貯金偏差値【最新版】

 僕ももうすぐ50に差しかかろうとする年齢ですが、最近めっきり身体能力が落ちて、身体もずいぶんガタが来たなぁと感じますね。。

まあ、男の場合あと10〜20年くらいで寿命を終える人もけっこう多いわけですから、その通りっちゃその通りなんですが、自分もこうなるとはな〜、人生あっという間ですよね。

さてさて、今回は50代の二人以上世帯の貯蓄額を取り上げてみたいと思います。

定年まで、もう数年しかないものの、なかなか思うように貯蓄が進まない家庭も多いと思います。

特に最近は、物価がどんどん上がっているし、賃金は下がっているしで、生活していくための賃金の獲得難易度自体が上がっています。

皆さんの懐事情はどんなもんなんでしょうか。


 データのソースは令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果より。

今回も貯金額と貯金偏差値を算出していきます!!

 

50歳代の貯金の平均値・中央値は

 

  平均値 中央値
単身世帯 1067万 130万
二人以上世帯 1386万 400万

 

50歳代になると、独身でも二人以上世帯でも平均貯蓄は1000万越え!

しばらく前に老後2000万円問題なんてものも出ましたが、みなさんけっこう着実に貯金をしていっているようですね。

しかし、二人以上世帯での中央値は400万円となっており、これは平均値とはずいぶんかけ離れています。

貯めている世帯以上に、貯蓄の少ない世帯数が多いという実態を現していますね。

この「家計の金融行動に関する世論調査」の最新データを見ると、老後の生活費として毎月約35万円が必要と考えている模様。

それに対して必要な貯蓄は1934万円と考えていることから、老後2000万円というのは、目安としてすでに一般的になっていることが伺えます。

さて、このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]の各種分類別データ(令和3年)スクリーンショットを下に貼っておきます。

 

 

それでは、貯金額が二人以上世帯の上位何%に分類されるか上の表から計算していきましょう。

無回答は全体の数から省いて算出します。


3000万円以上 12.9/100-3.5=13.3%  

2000万円以上 6.6+12.9/100-3.5=20.2%   

1500万円以上 5.7+6.6+12.9/100-3.5=26.1%  

1000万円以上 8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=34.4%    

700万円以上 6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=40.9% 

500万円以上 6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=47.6%  

400万円以上 3.4+6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=51.1%  

300万円以上 4.0+3.4+6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=55.2%    

200万円以上 4.5+4.0+3.4+6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=60.9%    

100万円以上 6.5+4.5+4.0+3.4+6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=66.6%  

貯金少しあり 8.9+6.5+4.5+4.0+3.4+6.4+6.3+8.0+5.7+6.6+12.9/100-3.5=75.9%  


このようになりました。

いやー、まず3000万円以上が13.3%というのが凄いですね。

1/3以上の世帯が1000万円以上持っています。

住宅ローンがあって、子供を何人も育てながらも、これだけ貯めている家庭がけっこうあるってことですね。

いずれにしても60歳までにどれだけ貯蓄を増やせるかがキモになります。

最近の日本は世知辛いですから、いざというときの貯蓄がないと、本当に路頭に迷うハメになりますね。

それでは恒例の偏差値を出していきましょう。

 

50代二人以上世帯の貯金偏差値

 

50代二人以上世帯の貯金 上位から何% 偏差値
3000万円以上 13.3% 61.1
2000万円以上 20.2% 58.3
1500万円以上 26.1% 56.4
1000万円以上 34.4% 54.0
700万円以上 40.9% 52.3
500万円以上 47.6% 50.6
400万円以上 51.1% 49.7
300万円以上 55.2% 48.7
200万円以上 60.9% 47.2
100万円以上 66.6% 45.7
貯金少しあり 75.9% 43.0

 

といった感じですね。

やはり全体的に貯蓄の多い家庭が多い!

3000万円以上の資産があれば、老後もずいぶん気持ちにゆとりが持てそうです。

他の年代についても計算しておりますので、以下の記事もご覧下さい。

 

 

 

 

myersblog.hatenablog.com

 

30代独身の平均貯蓄と貯蓄偏差値【最新版】

 

20代では、正直なところ人によって貯金額に大きな差はありませんが

30代ともなると、貯めている人、いない人の差が如実に出てきます。

今年の平均貯金額そしてその偏差値はどうなっているのかについて

計算していきましょう。


令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会

「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果を参照していきます。

 

30歳代の貯金の平均値・中央値は

  平均値 中央値
独身世帯 606万 56万
二人以上世帯 752万 238万

 

 

独身世帯に比べて、二人以上世帯の貯蓄はかなりありますね〜。

中央値で見ると約4倍!

これはすごい差ですよ。

今のご時世、早い年齢で結婚する層というのは、

かなり計画的というか堅実なタイプが多いようですね。


このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査

[単身世帯調査]および[二人以上世帯調査]それぞれの

各種分類別データ(令和3年)スクリーンショット

下に貼っておきます。

 


それでは貯金額は独身世帯の上位何%に分類されるか

上の表から見ていきましょう。無回答は全体の数から省いて算出します。


3000万円以上 3.6/97.5=3.7%

2000万円以上 1.4+3.6+/97.5=5.1%

1500万円以上 2.5+1.4+3.6/97.5=7.7%

1000万円以上 3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=11.3%

700万円以上 7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=18.4%

500万円以上 5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=24.1%

400万円以上 2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=26.7%

300万円以上 4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=31.0%

200万円以上 5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=37.0%

100万円以上 7.3+5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=44.5%

貯金あり 17.9+7.3+5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=62.9%

となりました。

それでは、金額ごとに偏差値を出して表にしてみますか。

 

30歳代独身の貯金偏差値

 

独身世帯の貯金 上位からの% 偏差値
3000万円以上 上位3.7% 67.9
2000万円以上 上位5.1% 66.4
1500万円以上 上位7.7% 64.3
1000万円以上 上位11.3% 62.1
700万円以上 上位18.4% 59.0
500万円以上 上位24.1% 57.0
400万円以上 上位26.7% 56.2
300万円以上 上位31.0% 55.0
200万円以上 上位37.0% 53.3
100万円以上 上位44.5% 51.4
貯金少しあり 上位62.9% 46.7

 

という感じですね。

とりあえず貯金100万円あれば、全体の半分よりは上、ということです。

しかし、この時点で10人に1人は1000万円以上貯めているということになります。

格差が開いていますよねぇ〜。

30代前半中盤あたりで1000万円に到達すれば、将来的には億を目指せる資産形成ができそうですね。

もちろん結婚するかどうかで変わってきますが。。

他の年代の結果も下にありますのでどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 myersblog.hatenablog.com

 

【体験談】病気で特定理由離職者に認定されるためのコツ【自己都合退職でも国民健康保険料が約65%減】

 

今回は過去の体験談を。

僕は前職で、とある病気のため会社を辞めざるを得ませんでした。

不本意なかたちでの退職だったので、なんとか会社都合の退職にできないものかといろいろ調べていたのですが、その際に病気を理由にすることにより、特定理由離職者というものになれることを知りました。

これはいわゆる『正当な理由のある自己都合退職』というものに該当します。


さて、この特定理由離職者ですが、大きなメリットは2つあります。

 

 1 失業保険の給付制限である2ヶ月間がなくなる

 2 国民健康保険料がおおむね1/3程度の額になる

 

 

順に説明していきましょう。

まず1ですが、会社を退職した後にハローワーク雇用保険の受給手続きを行うと、その日から7日間の待機期間が発生します。

自己都合退職の場合だと、その日からさらに2ヶ月間、失業保険をもらえない期間が発生するのですが、特定理由離職者になるとこの2ヶ月間がなくなり会社都合の退職と同じように、そこからすぐ失業保険を受給することができます。


さて2ですが、僕はこの2こそが特定理由離職者の最大のメリットだと思っています。

特定理由離職者になることにより給与所得が3割に換算されて国民健康保険料が算出されます。

これによって国民健康保険料は、おおむね35%程度に軽減されます。

この35%という数字はそれまでに貰っていた年収によって変わりますので、あくまで概算だと思って下さい。

ちなみに減額期間は離職日の翌日から翌年度末の3月までです。


これは離職後すぐに就職を目指している方ならば効果は少ないですが、病気により今後の働き方を見直さなければならない方や

療養を兼ねて一休みしてから再就職活動を行おうという方にとっては非常に大きいです。

金額でもMAX20〜25万程度安くなることになりますからね(これも年収によって変わります)。

 

それでは僕が実際に特定理由離職者に認定された際の詳細について話していきたいと思います。


僕はとある病気で、これ以上働き続けるのは難しいと思った際にいろいろネットで調べたところ、ハローワークでもらう『就労可否証明書』というものを医者に書いてもらうことが必要、ということがわかりました。

下の画像が就労可否証明書です。

同時に、特定理由離職者の認定を受けようとしたものの医者に書いてもらうことができず、泣く泣く断念したというブログも見つけました。


実際、この就労可否証明書を書いてもらう、ということが特定理由離職者に認定されるための唯一かつ最大のハードルになります。


僕は持病に関して行きつけの病院が4件ほどありました(セカンドオピニオンを重視しているというか…もともと心配性なんです笑)。

退職日の前に病気の診断を受けておく必要がありますので、退職することを会社に言う前に病院へ通っておく必要がありますね。


そして、いざ就労可否証明書を病院で書いてもらおうと思ったのですが、……なかなか病院は書いてくれないものですね〜苦笑

特に長年、行きつけだった病院に断られた際には、、、ガックリ落ち込みましたねぇ。


なんとか書いてもらえたところがあったから助かったものの一時は断念しかけましたよ。

まあ図らずも病院の断捨離ができた気はしましたがね。

今回、断られた病院は、基本的には信用しないことにします笑


さてさて、この一連の認定の流れで思ったことについて。

まず病院は、複数というか出来るだけ数多く(とは言っても限度はありますが)通って行きつけにしておいた方がいいです。


で、退職日前には、足しげく病院に通っておいた方がいいかというと…別にそんなことはないように思います。

僕が思うに書く先生は書く、書かない先生は書かないということがあらかじめ決まっているように思います。

要するに『就労可否証明書を持って行った際に書いてくれる人であるかどうかを見抜く力』が必要になります。


下にいくつかポイントを挙げてみましょうか。

 

就労可否証明書を書いてくれる病院の先生とはどんなタイプか

 1 プライドが高くなく上から目線でない

 2 アタマが柔らかく若い先生

 3 独立開業して間もない病院

 4 患者に親身に寄り添い、性格が豹変しない

 

まず1から。

プライドが高い偉そうな先生は、まず難しいですね。

この就労可否証明書は、結局のところ自治体へ証明として出す書類なわけで医師の責任はそれなりにあるはずです。

上から目線で、自分の立場にあぐらをかいているな医者(よくいますよね)は警戒して書いてくれません。

門前払いのようなかたちになるでしょう。


このような先生は、僕が思うに、例えば手術が必要な場合など、切羽詰まった緊急事態のときにも患者の言うことを聞かない、要するに肝心なときに役に立たない人間であることが多いように思います。


僕なんかは持病に関してもそうですが、自分の身体に対しては最終決断を自分で下したいと思うタイプですので、この手のタイプの先生は、かかりつけの主治医とすることは考えられないですね。


さて2について。

昔はさほど思いませんでしたが、若くてスレてない先生はいいですね!

研修医を終えてからある程度経験を積んだ医師は、最新の医学知識や医療機器についての知見も豊富だし、基本的に優しくて腰が低い!


世の中一般的に見ても、20代の若者と50〜60代の年配者では、平均値として若者のほうが低姿勢でしょう。

年を食っていくと、おおむねみ〜んな、横柄な態度になっていきますよね。

大したこともできないくせに笑


田舎じゃなかなか難しいかもしれませんが、なるべく若い先生(とは言っても研修医みたいなのはさすがにダメですが)を見つけることが重要ですね。

今の医学部は難しいですから、若くて優秀な先生は探せばいます。


それでは3を。

開業医といっても経営ですから、ある程度軌道に乗るまでは客に気に入られなければならないわけです。

そこで、開業間もない病院は狙い目といえますね。

もちろん、その中にいる医者が良くないと意味ないですが。。

もし、今通っている病院の医者に、就労可否証明書を書いてもらえる自信がない場合は新しく開業した医者を開拓してみるのもいいかもしれません。


最後に4。

これは1と似ていますが、一見優しく何でも対応してくれそうに見えて、いざ書類を書いてもらおうとすると、態度が一気に豹変してしまうタイプがいますね笑

いや、僕もこのパターンに引っかかったんですよねぇ〜。

参っちゃいました。辟易しましたね笑


まあ豹変する人間というのは、結局のところ器が小さい『小物』ということで、こちらもいざという時には当てにならない、ハズレ医者なのですが、これを見抜くのは、そう簡単ではないですね。

皆さんの人生経験による眼力が試されると思います。

実力不足の医者、そしてコミュニケーション能力に欠ける医者に、このタイプが多いように思います。

 

これから就労可否証明書を書いてもらおうと思っている方は上記の内容に留意しながらチャレンジしてみていただきたいものです。

医者は複数(できるだけ多く)に当たってみることをオススメしますが、さすがに1、2回通っただけなんてところは、相手にされないと思います。

 

見事、就労可否証明書をゲットすることができたならば、ハローワークに提出後、自治体の国民健康保険を扱う窓口にもいく必要があります。

僕も最初、通常の額のままの健康保険料の通知が送られてきまして「あれ、おかしいな」と思って、国民健康保険の窓口に行ってみたら、その場で、大幅に減額した保険料の納付書を発行してくれました!


それなりに手間はかかりましたが、この特定理由離職者の申請手続き、やって良かったですね!

全国エリア別平均年収対決!【後編】

 

前編を読んでいない方は前編からどうぞ!

 

myersblog.hatenablog.com

 

 

 

さて、それでは前編の続きを。

 

さっそく結果を発表していきましょう!!

まずは、総合18位から!

 

 

 

総合18位 北東北(青森県秋田県岩手県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
青森県 245.0万円 46位
秋田県 247.5万円 45位
岩手県 249.6万円 44位
平均 247.4万円  

 

岩手がやや健闘したものの、結局のところ最下位を各県が

争うような結果となってしまった北東北。

青森市秋田市に行ったことがありますが、岩手からさらにけっこう遠いんですよね。

特に秋田市日本海側に面している(地図でいう左側の端っこ)ので、本当に遠かった。

例外なく非常に厳しい北東北の現実が、明らかになってしまいましたね。。

 

 

総合17位 沖縄県!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
沖縄県 250.8万円 43位

 

このテの平均年収ランキングでは、ほぼ必ずといっていいほど最下位だった

沖縄ですが、今年はかなり順位を上げて来ましたね!!

北東北を見事に超えて、堂々の17位獲得です!

今、全都道府県の中で、唯一人口が増えているのがこの沖縄県です。

若い人口が増えれば年収は伸びる!! 今後の躍進も期待できそうですね。

 

 

総合16位 山陰(鳥取県島根県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
鳥取県 251.6万円 42位
島根県 259.0万円 40位
平均 255.3万円  

 

同じ中国地方でも山陽とは天と地ほどの差がついてしまった山陰。

似たようなイメージであったはずの山口県にもけっこう大差で敗北。

結局、四国西部や九州南部にも負けてしまい、不甲斐ない順位となってしまいました。。。

東西を大きくさえぎる中国山地さえなければ、

もっと発展を遂げていたんでしょうが。。

 

 

総合15位 九州南部(熊本県・宮崎県・鹿児島県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
熊本県 262.4万円 36位
宮崎県 244.6万円 47位
鹿児島県 261.1万円 38位
平均 256.0万円  

 

鹿児島あたりは立地にめげず頑張っていますが、宮崎が厳しかった。。

不名誉ながら全国で年収最下位となってしまいました。ちょっと意外でしたね。

山に囲まれているせいでアクセスの悪い宮崎はどうしても苦しいですが、

ここまで経済的に窮しているとは。。

 

 

総合14位 九州北部(福岡県・大分県佐賀県長崎県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
福岡県 288.2万円 16位
大分県 261.3万円 37位
佐賀県 255.2万円 41位
長崎県 263.8万円 35位
平均 267.1万円  

 

九州各県から若い男女が殺到する福岡県がやはりダントツで高収入!! 

全国16位と立地のハンディを微塵も感じさせなかったが…後に続く県は出てこなかった。。

福岡以外の九州はどこもドングリの背比べ状態ですな〜。

全体的に九州は貧しいエリアだと、言わざるを得ない状況。

 

 

総合13位 四国西部(愛媛県高知県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
愛媛県 267.7万円 34位
高知県 268.5万円 33位
平均 268.1万円  

 

四国最大の人口を誇る瀬戸内海の大都市・松山を擁しながらも、

結局は高知県の足まで引っ張るかたちとなってしまった愛媛県

愛媛が四国で一番年収が低いんですね〜。これは予想外でした。。

一方、人口減少が叫ばれる高知県ですが、大善戦と言っていいでしょう。

福岡率いる九州北部も押さえ込んで、“四国のほうが格上”という事実を見せつけました。

 

 

総合12位 南東北宮城県山形県福島県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
宮城県 277.9万円 25位
山形県 259.6万円 39位
福島県 269.5万円 32位
平均 269.0万円  

 

北東北を大きく引き離してこの順位。東北は南北でも経済的に大きく違うもんなんですね。

さらに宮城県は北海道にも接戦の末、勝利。東北最後の砦を守りきって意地を見せました。

札幌よりも仙台の方が上ってことですかね。

福島も原発で色々ありましたが、しっかり東北2位の座を堅守。まだまだ「稼げる県」です。

 

 

総合11位 北海道!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
北海道 274.8万円 29位

 

日本の北端であり、また本州と地続きでもないのにこの成績は立派!!

大健闘と言えるんじゃないでしょうか。

畜産や漁業などはガッツリ稼げて、北海道の平均年収を牽引しているので、

他の都道府県とは稼ぎ方の構造自体が違っているのかもしれません。

 

 

総合10位 四国東部(香川県徳島県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
香川県 283.3万円 21位
徳島県 269.7万円 31位
平均 276.5万円  

 

関西とも経済的に密な連携ができている香川県は全国総合21位と上位をキープ。

四国の立地でありながら、ここまで年収が高いんですね〜。

ただ、徳島県はさすがにそこには着いていけないか。

健闘してはいるものの、順位はもう一つ伸びず総合10位という結果に終わりました。

 

 

総合9位 甲信越山梨県、長野県、新潟県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
山梨県 281.5万円 24位
長野県 284.4万円 20位
新潟県 272.1万円 30位
平均 279.3万円  

 

予想よりも伸び悩んでしまった感のあるこのグループ。首都圏に近い立地を活かせてません。

特に山梨県は、東京都に隣接しているのに何でここまで大きな差が…。

これじゃどんどん若い県民が流出してしまいますよねぇ。

新潟県も平均以下で奮わず。人口は多いんですけどね。

 

 

総合8位 北陸3県(石川県、富山県福井県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
石川県 289.3万円 15位
富山県 277.6万円 27位
福井県 277.7万円 26位
平均 281.5万円  

 

奮わない新潟とは一転、石川県は日本海側では最高位の14位と大躍進!!

僕は北陸にあまり詳しくないんでよくわからないんですが、

以前から金沢が北陸の中心だったってことですかね?

一方、富山県福井県はあと一歩伸びが足りず。

ちなみに富山県の277.6万円は岡山県とまったく同じで、27位同着となりました。

 

 

総合7位 山陽(広島県岡山県山口県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
広島県 290.9万円 11位
岡山県 277.6万円 27位
山口県 282.5万円 22位
平均 283.7万円  

 

広島県都道府県11位! これは3大都市圏を除くと全国トップの順位!!

最強の地方都市・広島の名を世に知らしめたということですね。

しかし後に続く隣県の実力にバラツキがあり、惜しくも7位止まりとなりました。

とはいえ、山陰に比べたら相当経済的には豊かなんですよ。

山陰と山陽は経済的には完全に別物。同じくくりとして考えないほうが良いでしょう。

あと、岡山県より山口県のほうが年収が高かったのは意外でした。

 

 

総合6位 北関東(群馬県、栃木県、茨城県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
群馬県 282.4万円 23位
栃木県 289.4万円 14位
茨城県 295.4万円 10位
平均 289.1万円  

 

グンマーなどとネタにされることも多い群馬県ですが、年収は平均越え。

栃木県、茨城県と北関東は東に行くに従って年収が上がって行くんですね〜。

南関東から見れば、正直やや田舎であるという認識でしたが(失礼)、

日本全体で考えれば都会も都会、高収入エリアの一角です!

 

 

総合5位 関西その他の県(滋賀県奈良県和歌山県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
滋賀県 290.7万円 12位
奈良県 289.7万円 13位
和歌山県 287.3万円 18位
平均 289.2万円  

 

関西は主要3府県以外も、どこもバランス良く高収入ですね〜。

滋賀県奈良県は、やや地味な存在ながらトップ10も伺える好位置につけてます。

南に外れたところにあるため、経済圏から外れているかと思った和歌山県

全国的に見れば全然優秀な数字。強豪・北関東を僅差で抑えて見事、総合5位!!

やはり関西は総じて別格ということですか。おみそれしました。

 

 

総合4位 東海(愛知県、静岡県岐阜県三重県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
愛知県 317.3万円 4位
静岡県 285.3万円 19位
岐阜県 287.6万円 17位
三重県 298.2万円 9位
平均 297.1万円  

 

時価総額日本一の企業・トヨタが牽引する愛知県は、さすがの全国都道府県4位!!

大阪圏とも引けを取らない戦力だが、隣接圏の自力の差が出てしまった模様。

それにしても一見、地味に見える三重県ですが、

堂々の都道府県9位と見事トップテン入りを果たしました!!

静岡や岐阜よりも1枚上手、全国有数の高年収県なんですね。

 

 

総合3位 東京以外の首都圏(神奈川県、埼玉県、千葉県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
神奈川県 336.2万円 2位
埼玉県 303.6万円 7位
千葉県 300.9万円 8位
平均 313.6万円  

 

このグループでは神奈川県が「こいつらと一緒にするな」と言わんばかりの差を

見せつけましたね〜。とはいえ埼玉県や千葉県も前評判通り、かなりの上位。

ただ、この両県は関西の3強である大阪、京都、兵庫には

揃ってきれいに負けちゃったのが敗因となって、3位でのフィニッシュ。

普段、争うことの多い埼玉と千葉ですが、

今年は僅差ながら埼玉の勝利といったところでしょうか笑

 

 

総合2位 京阪神京都府大阪府兵庫県)!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
京都府 312.2万円 5位
大阪府 326.9万円 3位
兵庫県 307.9万円 6位
平均 315.7万円  

 

関西主要3府県は、どこも盤石の強さだった!!

首都圏との戦いでは苦戦が予想されましたが、大阪府はもちろん

京都府兵庫県も抜け目ない強さを発揮し、抜群のチームワークで2位を獲得ッ!!

まだまだ関西は関東と五分だってことの証明になりました。

 

 

総合1位 東京都!!

 

  平均年収 47都道府県別順位
東京都 364.2万円 1位

 

やはりと言いますか、アタマ1つも2つも抜けてトップに立った東京。

東京都と言っても実際に栄えているのは東側半分であって、

しかも東京都は南北が狭いため、エリアでいうとけっこう狭かったりします。

つまりのところ埼玉や千葉とは頻繁に行き来できる距離なんですね。

しかしながら埼玉や千葉で働くのと東京で働くのでは、年収で2割もの差が出てしまう。

これって大きいですよねぇ。

 


さてさて、結果はこんな感じになりましたが、いかがでしたでしょうか。

データの原本はこちらです。

 

 

都道府県によって働く時間に差異はありません。

平均年収の違いって、結局のところ時給の違い。

僕らは、仕事で金をもらうために人生を切り売りしているワケですから

当然ながら高く売れるところで働くべきだと個人的には思います。

まあ僕みたいな考え方の人間ばかりだったら、

地方の過疎化はますます進んじゃいますけどねぇ〜笑

 

 

 

 

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全国エリア別平均年収対決!【前編】

 

都道府県別の平均年収についての記事を書こうかと思ったんですが、

ありきたりだし、偏差値を出しても少々ヒネリが足りないな、

と思いましたので、全国をエリアごとに細分化して平均年収を出してみましょうか。

データは2022年の最新版、

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を使用しましょう。


さて、全国をスタンダードに七地方区分とすると、

ちょっと結果が見えているんで、、さらに細かく。

独断と偏見で全国を18エリアに分けてみました。

 


分けるにあたって、特に近畿(関西)と四国をどうするかが難しかったですね

(近畿内でハッキリした区分ってないのか〜知らなかった)。

まあハッキリ言って強引なんですが、そこはご容赦下さい笑

 

 


それでは、今回は元気良くちょっと刃牙のトーナメント風にいってみましょうか。

 

 

 

 

 

 

エントリーNo.1 北海道!

 

札幌とそれ以外に分けてみたかったが、、、データがないからやむなく合算。

意外と平均年収はそこまで低くなかったりする北海道だが、どこまで粘れるか!?

 

 

エントリーNo.2 北東北(青森県秋田県岩手県)!

 

杜(もり)の都・仙台が抜ければ、当然厳しいハズだが順位はどうなるか。

九州や四国の南部より上なのか下なのか!? 序列が今ハッキリする!!!

 

 

エントリーNo.3 南東北宮城県山形県福島県)!

 

東北エリア内では、より年収が高そうな県3つが集まった!

東北の威信をかけて上位に食い込みたいが…どこまでイケるかッッ!!

 

 

エントリーNo.4 北関東(群馬県、栃木県、茨城県)!

 

首都圏には及ばないものの高いポテンシャルを秘めた実力県が勢ぞろいだァーーー!!

思いがけない番狂わせも期待できる!!!!

 

 

エントリーNo.5 東京都!

 

日本の首都はやはりダントツで稼げるエリアだ。

ここは1位が見えているんで、あえて1都だけに区分。

 

 

エントリーNo.6 東京以外の首都圏(神奈川、埼玉県、千葉県)!

 

普段、仲の悪い(!?)3県がここに集結した〜〜ッ!

盤石な年収で2位をキッチリ確保できるのか? それとも!?

 

 

エントリーNo.7 甲信越山梨県、長野県、新潟県)!

 

本州の日本海側最大の都市・新潟を擁するダークホース。

正直、順位の予想がつかないが、上位も十分狙えるはずだ!!!

 

 

エントリーNo.8 北陸3県(石川県、富山県福井県)!

 

けっこう金を溜め込んでいる世帯が多いと言われている北陸。

貯金が多いのはなぜか? それは普段稼いでいるからだァーーー!!!

 

 

エントリーNo.9 東海(愛知県、静岡県岐阜県三重県)!

 

3大都市圏の一角、名古屋圏がついに登場だ!!!

大阪圏との熾烈なバトルの結果はいかに!? 総合2位も狙える有力候補。

 

 

エントリーNo.10 京阪神京都府大阪府兵庫県)!

 

正確には京阪神は3県の総称ではないのだが。。他にイイ呼び名がないので。

ええい、そんなことはどうでもいいッ!!! 関西の最強府県が今、タッグを組んだ!!

 

 

エントリーNo.11 関西その他の県(滋賀県奈良県和歌山県)!

 

これは正直、呼び方申し訳ない。いや〜関西って、あまり連携してる感じじゃないのね。

ともあれ、さすがに他の田舎県なんかにゃ負けられない。関西の矜持を見せる!!

 

 

エントリーNo.12 山陽(広島県岡山県山口県)!

 

中国地方の雄、瀬戸内海地方の最大都市・広島がやってきたァーーー!!!

大都会・岡山も加わったなら、思わぬ大物食いも見れそうだ!?

 

 

エントリーNo.13 山陰(鳥取県島根県)!

 

謎のベールに包まれた山陰地方の実力はいかに!?

ライバルとなりそうな北東北、四国南部、九州南部との序列はどうなっているのか!!

 

 

エントリーNo.14 四国東部(香川県徳島県)!

 

本州と四国とを結ぶ大動脈・瀬戸大橋がある香川県とその近隣に位置する

徳島県が手を組んだ、いわば四国オールスター布陣!

混戦模様の争いを制してなんとか中位あたりに食い込みたいところだ。

 

 

エントリーNo.15 四国西部(愛媛県高知県)!

 

全国的に見てもかなり苦しいエリアに思えるが、愛媛県の頑張りに期待したい。

隣接エリアの九州南部には絶対に負けられないんだーーッ!!

 

 

エントリーNo.16 九州北部(福岡県・大分県佐賀県長崎県

 

福岡市と北九州市だけで人口250万人超えの福岡県が躍進のカギを握るッ!!!

四国東部と比べてどちらが年収が高いのか!? 注目の闘いが今、幕を開ける!

 

 

エントリーNo.17 九州南部(熊本県・宮崎県・鹿児島県)!

 

下馬評ではかなり苦しい九州南部…しかし接戦となりそうな地域は数多い。

一つでも順位を上げるよう、全力で頑張って欲しい!!!

 

 

エントリーNo.18 沖縄県

 

一昔前は経済的に厳しかったが、2021年の人口増加率では堂々の全国トップ!!!!

成長し続ける“若い県”の大番狂わせに期待したいッ!

 

 

 

それでは、まずはこの18エリア全体での平均年収を計算していきましょうか。

全国の男女合算の平均年収、および男女別と年齢別の平均年収を以下にまとめてみました。

 

年齢階級 男女計 男性 女性
年齢合計 307.4 337.2 253.6
20〜24歳 213.1 215.4 210.7
25〜29歳 246.2 253.3 236.2
30〜34歳 275.8 290.5 248.5
35〜39歳 305.0 327.0 260.0
40〜44歳 328.0 357.6 269.9
45〜49歳 344.3 382.8 270.9
50〜54歳 366.2 412.1 277.9
55〜59歳 365.5 413.6 273.3
60〜64歳 292.8 318.1 234.4
65〜69歳 259.8 274.8 222.2

 

上記データも厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」から抜粋しております。

全体的にみて思うのは、高齢男性の頑張りですね。

今の日本はもう、昔みたいに終身雇用じゃないと思うんですよ。

リストラはけっこうあるし、傍からは見えないかたちで退職を選ばされている人も

相当多いと思うんですよね。

その中でこの数字は立派だと思いますねぇ。


あとよくファイナンシャルプランナーのアドバイスとかで

退職金2000万円とか出てきますけど、この現代社会に、

新卒で就職した1社だけに勤めている人間の割合がいったいどれだけいるんだよ!? 

って感じがします。

統計好きとしてはその実態なんかも見てみたいところです笑

 

 

結果は後編にて発表します。下のリンクから飛んで下さい。

 

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40代二人以上世帯の平均貯蓄と偏差値【最新版】

 

僕の友人にも40代の既婚者が何人かいますが、

皆さん大変そうで、そしてよく頑張っているなという印象を受けますね。

特に家にこだわりのある夫婦だと、

高価な新築を35年ローンで買っちゃたりしてます。


しかし人によっては「これ払えるの? 危ないんじゃないの!?」なんて思うことも。

最近は70代中盤までローンを組ませる業者も多いようですが、

死ぬまでローンというのも、、なんだかツラいですよね〜。


 さて令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会

「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果より

40代夫婦の蓄財状況をひもといていきましょうか

(by皇治。ひもとくって最近あまり使いませんよね笑)。

 

40歳代の貯金の平均値・中央値は

 

  平均値 中央値
単身世帯 818万 92万
二人以上世帯 916万 300万

 

ちなみに1年前の結果と比べると、金融資産が増えたという世帯の割合が37.5%で

減った世帯の割合が21.3%とのこと。堅実に資産を増やしている世帯が多いですね。

増えた最大の理由は、株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから。

日本にも投資が着々と根付いてきている模様。


このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]の

各種分類別データ(令和3年)スクリーンショットも下に貼っておきます。

 

 

それじゃ、貯金額が二人以上世帯の上位何%に分類されるか

上の表から見ていきましょう。無回答は全体の数から省いて算出しますよ。


3000万円以上 4.8/100-3.7=5.0%

2000万円以上 5.8+4.8/96.3=11.0%

1500万円以上 4.8+5.8+4.8/96.3=16.0%

1000万円以上 8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=24.8%

700万円以上 6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=31.8%

500万円以上 9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=41.3%

400万円以上 3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=45.4%

300万円以上 4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=50.1%

200万円以上 6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=56.6%

100万円以上 7.5+6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=64.4%

貯金あり 9.4+7.5+6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=74.1%


となりました。

しかし、まったく金融資産を持っていない家庭が1/4以上もあるんですね。

ちなみにこのデータ、住宅ローンがあるからゼロ扱いになっている

というワケじゃないんですよ。

単純に資産(現金及び保険、株などの有価証券)を指してます。

それでは恒例の偏差値を出していきます。

 

40代二人以上世帯の貯金偏差値

 

二人以上世帯の貯金 上位から何% 偏差値
3000万円以上 5.0% 66.4
2000万円以上 11.0% 62.3
1500万円以上 16.0% 59.9
1000万円以上 24.8% 56.8
700万円以上 31.8% 54.7
500万円以上 41.3% 52.2
400万円以上 45.4% 51.2
300万円以上 50.1% 50.0
200万円以上 56.6% 48.3
100万円以上 64.4% 46.3
貯金あり 74.1% 43.5

 

子育て費用などでなかなか貯めにくいこの世代ですが、

堅実に貯金している家庭も多いですねぇ。

ちなみにこの調査の回答の選択肢で「現在資金計画を立てていないし、

今後も立てるつもりはない」を選んだ割合が23.3%いたのですが、

だいたいこの層が貯金なしに該当しますね。

まあ稼ぎ続けることができる人間ならば、どんどん使ったほうが

生きた金の使い方ができるのも事実です。


僕はファミコン世代ですが、昔ファイナルファンタジーのゲームで、

エリクサーを最後まで使わずに大事にとっておいたタイプでして、、、

ああいうのもまたダメというか人生における大きな損失になりますよね。

金の使いかたというのはなかなか難しいものです。

 

 

 

 

 

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40代独身の平均貯蓄と貯蓄偏差値【最新版】

 

自分の貯蓄額は全体から見るとどのあたりなのか?

今回は最新データから年齢別の平均貯金とその偏差値について

割り出していこうと思います。


 令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会

「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果が

発表されました。

このデータからは10歳年齢ごとの金融資産がわかります。

ここでは40歳代の金融資産を参照していきます。

 

40歳代の貯金の平均値・中央値は

 

  平均値 中央値
独身世帯 818万 92万
二人以上世帯 916万 300万

 

去年よりも増えているようですね。

特に二人以上世帯の頑張りが目立ちます。

独身世帯は半分以上が貯金100万もないということで

平均値との乖離がひどいことになっていますね。。


このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査

[単身世帯調査]および[二人以上世帯調査]それぞれの

各種分類別データ(令和3年)スクリーンショット

下に貼っておきます。

 

貯金額は独身世帯の上位何%に分類されるか

上の表から見ていきましょう。無回答は全体の数から省いて算出します。


3000万円以上 5.8/96.9=6.0%

2000万円以上 3.9+5.8/96.9=10.0%

1500万円以上 4.5+3.9+5.8/96.9=14.7%

1000万円以上 6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=20.9%

700万円以上 5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=26.1%

500万円以上 4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=31.0%

400万円以上 2.8+4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=33.8%

300万円以上 3.1+2.8+4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=37.0%

200万円以上 4.7+3.1+2.8+4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=41.9%

100万円以上 7.2+4.7+3.1+2.8+4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=49.3%

貯金あり 13.4+7.2+4.7+3.1+2.8+4.7+5.0+6.1+4.5+3.9+5.8/96.9=63.2%


とまあ、ここまで計算が長くなりました。

それでは金額ごとに偏差値を出して表にしてみますか。

 

40歳代独身の貯金偏差値

 

独身世帯の貯金 上位からの% 偏差値
3000万円以上 上位6.0% 65.5
2000万円以上 上位10.0% 62.8
1500万円以上 上位14.7% 60.5
1000万円以上 上位20.9% 58.1
700万円以上 上位26.1% 56.4
500万円以上 上位31.0% 55.0
400万円以上 上位33.8% 54.2
300万円以上 上位37.0% 53.3
200万円以上 上位41.9% 52.0
100万円以上 上位49.3% 50.2
貯金少しあり 上位63.2% 46.6

 

この表を見る限り、お金が貯まらないというより

貯める気自体がないという層がけっこういる感じですね〜。

僕なんかは同じ独身でも、心配性なもんで貯金体質になりましたが、

実際のところ嫁さんも子供もいなけりゃ、金はなんとかなるといえば

なりますからねぇ。

 

40代二人以上世帯の貯金偏差値はこちらになります。

 

 

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