貯蓄偏差値の計算(資産3000万以上編)
自分の貯金が全体の中でどれぐらいの位置にあるのか、気になることが
たまにあります。
ネットで調べたりもしますが、昔の学生時代にならって偏差値で示せたら
面白いんじゃないかと思い、表を作ってみることにしました。
野村総合研究所が2020年に発表した、2019年の日本における純金融資産
保有額別の世帯数と資産規模についての調査結果が上のグラフになります。
ちなみにこの調査は2年に一度ずつ行われているので、このグラフが今現在、
一番新しいものになりますね。
表の世帯数を合計すると4215.7+712.1+341.8+124.0+8.7=5402.3万世帯と
なります。
上から数えて超富裕層(5億円以上)は8.7/5402.3=0.0016より上位0.16%
富裕層(1億円以上5億円未満)以上は8.7+124/5402.3=0.0246より上位2.46%
準富裕層(5,000万円以上1億円未満)以上は8.7+124+341.8/5402.3
=0.0878より上位8.78%
アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満)以上は
8.7+124+341.8+712.1/5402.3=0.2198より上位21.98%となります。
偏差値で表しますと、超富裕層(5億円以上)は偏差値79.5以上
富裕層(1億円以上5億円未満)以上は偏差値69.8以上
準富裕層(5,000万円以上1億円未満)以上は偏差値63.5以上
アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満)以上は57.7以上となります。
これを表にしてみましょう。
金融資産と偏差値の表はこちら
金融資産 | 上位からの% | 偏差値 |
5億円以上 | 0.16% | 79.5 |
4億円以上 | 0.63% | 75.0 |
3億円以上 | 1.21% | 72.6 |
2億円以上 | 1.78% | 71.0 |
1億円以上 | 2.46% | 69.8 |
9000万円以上 | 3.72% | 67.9 |
8000万円以上 | 4.98% | 66.5 |
7000万円以上 | 6.25% | 65.4 |
6000万円以上 | 7.51% | 64.5 |
5000万円以上 | 8.78% | 63.5 |
4500万円以上 | 12.08% | 61.7 |
4000万円以上 | 15.38% | 60.2 |
3500万円以上 | 18.68% | 58.9 |
3000万円以上 | 21.98% | 57.7 |
作っている途中で思ったのですが、
これって3000千万円未満の資産の人は出ないんですよね、、、笑
高資産の人だけを対象にしたグラフになってしまいました。
だいたい4000万円代後半までいけば上位10%。
1億までいけば偏差値70と凄まじい領域までいきますが、
やはり相当に厳しいですね〜。
僕は昔から数字や順位、偏差値なんてものが好きなので
また違うデータをもとに似たような表を作ってみようと思います。