40代二人以上世帯の平均貯蓄と偏差値【最新版】
僕の友人にも40代の既婚者が何人かいますが、
皆さん大変そうで、そしてよく頑張っているなという印象を受けますね。
特に家にこだわりのある夫婦だと、
高価な新築を35年ローンで買っちゃたりしてます。
しかし人によっては「これ払えるの? 危ないんじゃないの!?」なんて思うことも。
最近は70代中盤までローンを組ませる業者も多いようですが、
死ぬまでローンというのも、、なんだかツラいですよね〜。
さて令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会
「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果より
40代夫婦の蓄財状況をひもといていきましょうか
(by皇治。ひもとくって最近あまり使いませんよね笑)。
40歳代の貯金の平均値・中央値は
平均値 | 中央値 | |
単身世帯 | 818万 | 92万 |
二人以上世帯 | 916万 | 300万 |
ちなみに1年前の結果と比べると、金融資産が増えたという世帯の割合が37.5%で
減った世帯の割合が21.3%とのこと。堅実に資産を増やしている世帯が多いですね。
増えた最大の理由は、株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから。
日本にも投資が着々と根付いてきている模様。
このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]の
各種分類別データ(令和3年)スクリーンショットも下に貼っておきます。
それじゃ、貯金額が二人以上世帯の上位何%に分類されるか
上の表から見ていきましょう。無回答は全体の数から省いて算出しますよ。
3000万円以上 4.8/100-3.7=5.0%
2000万円以上 5.8+4.8/96.3=11.0%
1500万円以上 4.8+5.8+4.8/96.3=16.0%
1000万円以上 8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=24.8%
700万円以上 6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=31.8%
500万円以上 9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=41.3%
400万円以上 3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=45.4%
300万円以上 4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=50.1%
200万円以上 6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=56.6%
100万円以上 7.5+6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=64.4%
貯金あり 9.4+7.5+6.2+4.6+3.9+9.2+6.7+8.5+4.8+5.8+4.8/96.3=74.1%
となりました。
しかし、まったく金融資産を持っていない家庭が1/4以上もあるんですね。
ちなみにこのデータ、住宅ローンがあるからゼロ扱いになっている
というワケじゃないんですよ。
単純に資産(現金及び保険、株などの有価証券)を指してます。
それでは恒例の偏差値を出していきます。
40代二人以上世帯の貯金偏差値
二人以上世帯の貯金 | 上位から何% | 偏差値 |
3000万円以上 | 5.0% | 66.4 |
2000万円以上 | 11.0% | 62.3 |
1500万円以上 | 16.0% | 59.9 |
1000万円以上 | 24.8% | 56.8 |
700万円以上 | 31.8% | 54.7 |
500万円以上 | 41.3% | 52.2 |
400万円以上 | 45.4% | 51.2 |
300万円以上 | 50.1% | 50.0 |
200万円以上 | 56.6% | 48.3 |
100万円以上 | 64.4% | 46.3 |
貯金あり | 74.1% | 43.5 |
子育て費用などでなかなか貯めにくいこの世代ですが、
堅実に貯金している家庭も多いですねぇ。
ちなみにこの調査の回答の選択肢で「現在資金計画を立てていないし、
今後も立てるつもりはない」を選んだ割合が23.3%いたのですが、
だいたいこの層が貯金なしに該当しますね。
まあ稼ぎ続けることができる人間ならば、どんどん使ったほうが
生きた金の使い方ができるのも事実です。
僕はファミコン世代ですが、昔ファイナルファンタジーのゲームで、
エリクサーを最後まで使わずに大事にとっておいたタイプでして、、、
ああいうのもまたダメというか人生における大きな損失になりますよね。
金の使いかたというのはなかなか難しいものです。