30代独身の平均貯蓄と貯蓄偏差値【最新版】
20代では、正直なところ人によって貯金額に大きな差はありませんが
30代ともなると、貯めている人、いない人の差が如実に出てきます。
今年の平均貯金額そしてその偏差値はどうなっているのかについて
計算していきましょう。
令和3年9月3日~9月15日に行われた、金融広報中央委員会
「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」の結果を参照していきます。
30歳代の貯金の平均値・中央値は
平均値 | 中央値 | |
独身世帯 | 606万 | 56万 |
二人以上世帯 | 752万 | 238万 |
独身世帯に比べて、二人以上世帯の貯蓄はかなりありますね〜。
中央値で見ると約4倍!
これはすごい差ですよ。
今のご時世、早い年齢で結婚する層というのは、
かなり計画的というか堅実なタイプが多いようですね。
このデータが書かれていた家計の金融行動に関する世論調査
[単身世帯調査]および[二人以上世帯調査]それぞれの
各種分類別データ(令和3年)スクリーンショットも
下に貼っておきます。
それでは貯金額は独身世帯の上位何%に分類されるか
上の表から見ていきましょう。無回答は全体の数から省いて算出します。
3000万円以上 3.6/97.5=3.7%
2000万円以上 1.4+3.6+/97.5=5.1%
1500万円以上 2.5+1.4+3.6/97.5=7.7%
1000万円以上 3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=11.3%
700万円以上 7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=18.4%
500万円以上 5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=24.1%
400万円以上 2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=26.7%
300万円以上 4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=31.0%
200万円以上 5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=37.0%
100万円以上 7.3+5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=44.5%
貯金あり 17.9+7.3+5.9+4.2+2.5+5.6+7.0+3.4+2.5+1.4+3.6/97.5=62.9%
となりました。
それでは、金額ごとに偏差値を出して表にしてみますか。
30歳代独身の貯金偏差値
独身世帯の貯金 | 上位からの% | 偏差値 |
3000万円以上 | 上位3.7% | 67.9 |
2000万円以上 | 上位5.1% | 66.4 |
1500万円以上 | 上位7.7% | 64.3 |
1000万円以上 | 上位11.3% | 62.1 |
700万円以上 | 上位18.4% | 59.0 |
500万円以上 | 上位24.1% | 57.0 |
400万円以上 | 上位26.7% | 56.2 |
300万円以上 | 上位31.0% | 55.0 |
200万円以上 | 上位37.0% | 53.3 |
100万円以上 | 上位44.5% | 51.4 |
貯金少しあり | 上位62.9% | 46.7 |
という感じですね。
とりあえず貯金100万円あれば、全体の半分よりは上、ということです。
しかし、この時点で10人に1人は1000万円以上貯めているということになります。
格差が開いていますよねぇ〜。
30代前半中盤あたりで1000万円に到達すれば、将来的には億を目指せる資産形成ができそうですね。
もちろん結婚するかどうかで変わってきますが。。
他の年代の結果も下にありますのでどうぞ。